サッカー選手と筋トレ


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ずーっと前、当時ヴェルディ川崎の選手だった北澤豪氏がテレビで言っていた。「筋トレをやっていて、ふと、どのぐらいが自分の限界か知りたくて、ひたすら筋トレを続けてたら、泡を吹いてぶっ倒れていた」

なんとも豪快な発言に、さすがにプロなる人はやることが違う、と感心したものだが、そもそもサッカー選手にとって筋トレはそれほどまでに重要なのか。

サッカー選手は他のスポーツと違って、スタートしたら終わるまで動きっぱなしのことが多い。ポジションによっても違うが、大体ずっと右に左に動いている。前半と後半を合わせたら90分。これはかなりスタミナが必要だ。筋力が付くと動きが軽やかになり、スムーズなのは私も実感している。

だから、よけいなエネルギーを使わずにスムーズに動くためにはやはり筋トレをしておいたほうがいいだろう。また、ボールを奪い合うゲームなので、激しい接触プレーも頻発する。当然怪我をする危険性も高い。だから何かあったときにとっさに自分の身を守るためにも、筋力は不可欠だろう。

また、サッカー選手は筋力と同時に瞬発力と判断力、つまり脳がシャープじゃないといけない。

だから試合前にはパンやパスタ、ご飯など脳を活性化させる糖質の食事が欠かせない。試合中もスポーツドリンクなどでの糖質補給が重要だ。

ところで、実際にプロのサッカー選手は筋トレを重視しているのかというと、それは賛否両論。筋肉が付きすぎると体が重くなるからやらない、という人もいるし、そんな時間があったら技術を磨きたい、という人もいる。

まあ、理論よりも豊富な経験に裏づけされた自分の感覚を信じるということがプロというものなのかもしれない。